子供に虫歯にならない歯を
〜赤ちゃんの歯が生えてからでは遅い〜


我が子の歯を虫歯から守るために、何が大切かを解説します。一般的に、子供を虫歯から守るためには、毎日の歯磨きとか、甘いものを控えさせるとかの常識は誰でも知っていて、実行されていると思います。しかし、妊娠中から、赤ちゃんの頃までが、虫歯予防にもっとも大切な時期である事は、ご存じですか?


■虫歯になる原因

虫歯になりやすい、次の3つの条件がそろい、その状態での時間が経過すれば虫歯がつくられ始めます。

@歯質
むし歯は、歯が酸によって溶かされることで起こります。同じ酸に包まれても、歯質が酸に対して強い場合は、むし歯になりません。歯質は遺伝的要素もありますが、妊娠中の母体の栄養摂取や、乳幼児期の必要栄養素の摂取状態が影響します。

A虫歯菌
ミュータンス菌という、生後10ヶ月〜31ヶ月くらいの間に、保護者(主に母親)から感染する虫歯菌です。いったん子供の口の中に大量のミュータンス菌が感染すると、歯磨きをしたくらいでは菌量を減らす事は出来ません。

B糖質を含む食べ物
砂糖だけでなく、ご飯やパンなど糖質を含む食べ物全てが原因とされています。それらが、口に入り、虫歯菌と一緒になって、「むし歯」の原因になる酸を作り出すと考えられます。


■虫歯にならない歯

虫歯になる原因が判ってるのだから、虫歯にならない歯は作れるのでしょうか?


◆妊娠中に出来ること

・お腹の子供の歯質を強くする
妊娠初期から胎児の歯は出来始めるので、妊娠が分かったら、バランスのとれた食事に心がけましょう。妊娠中は、つわりがあったり、他にも気を配ることがあったり、大変でしょうが、歯を強くする食事は、お腹の子供の健康、お母さんの健康のためにも必要!一石二鳥ですね。

・虫歯菌のない環境を作る。
生まれたばかりの赤ちゃんの口の中には、虫歯菌はいません。成長していく過程のどこかで、パパやママ、もしくはまわりの人間の誰かからこの菌に感染してしまうのです。ですから、パパやママに虫歯があったり歯周病がある場合は、治療を受けてできるだけ虫歯菌の数を減らしておきましょう。

・虫歯菌の話をまわりのに人に教える。
まわりの人とは、おじいちゃんやおばあちゃん。昔は、虫歯菌なんてなかったんです。(あったんだけど知られてなかっただけですが…)だから、孫に過剰なスキンシップしても、しからないで下さいね。そうならないように、生まれてくる前に、虫歯菌のお話、まわりの人たちにもしておきましょう。


◆生まれてから出来ること

・永久歯を酸に強い歯質にする。
生まれてから、永久歯の生え替わりの時期まで、強い歯質になるため乳幼児期の食事に気を配りましょう。母乳の人は、自分もバランスのとれた食事を心がけて下さい。

・赤ちゃんに虫歯菌を移さない。
赤ちゃんは、無菌の状態で生まれてきます。しかし、何かの機会に家族の誰か(主に、母親)から、赤ちゃんのお口の中に虫歯菌が感染してしまうから、虫歯になるのです。

一説によると3歳までにこの菌に感染しなければ虫歯にはならないとも言わています。生後10ヶ月〜31ヶ月くらいの間は重点的に感染の防止につとめて下さい。

虫歯菌の母子感染を防ぐために、育児の中で気をつけたいことは次のような点です。
@むやみにキスをしない
A母親(家族)のスプーンや箸などでたべさせない
B硬いものを口で噛み砕いて与えない
C熱い食べ物や、飲み物をフーフーしてから与えない

しかし、これらを完璧に実践するのは難しく、あまり神経質にならないで下さい。赤ちゃんにとっても、母親や家族にとってもスキンシップは心の成長において大切で、必要なことです。またおじいちゃん、おばあちゃんにとっても孫とのスキンシップは楽しみのひとつでしょう。あまり厳密に規制することは難しいですね。

できる範囲で、お母さん、お父さん、おじいちゃん、おばあちゃん等、お子さんに接するひとりひとりが、自分自身の口腔衛生管理を心掛け、虫歯のない健康なお子さんを育てて下さい。


■歯が生えてからの予防法

普通、生後6〜7ヶ月ころから乳歯が生え始めます。ここからは、歯に対しての虫歯予防も必要になります。虫歯予防に大切なのは、正しい食習慣を続けること、毎日歯磨きすること、定期的に歯科検診を受けること、そして忘れてならないのが、フッ素を利用した予防をし、キシリトールを上手に摂取する事です。


◆虫歯になりにくい食習慣をつける

虫歯を作る最大の原因として食生活が需要な鍵になります。

食べる時、食べない時のけじめをキチンとつけて、口の中にものが入っている時間がダラダラ続かないようにしましょう。

毎日習慣的に果汁やジュース、乳酸菌飲料、イオン飲料を与えることはやめましょう。ジュースは時々のお楽しみにして、普段はなるべくお茶を飲ませるようにして下さい。甘いおかしも、常用しない、食べる頻度や食べる量を考えて食べさせてください。

親がポイントをしっかり押さえて、乳幼児期に虫歯になりにくい食習慣をつけましょう。


◆乳幼児期にしっかり歯磨きの習慣を作る

歯磨きを始めるのは奥歯が生えてきてからで充分です。前歯だけのうちは時々濡らしたガーゼで歯を拭いてあげましょう。基本的に最低1日1回の歯磨き、仕上げ磨きを実践しましょう。

仕上げ磨きは、子どもが十分な歯磨きテクニックを得られるまで、小学校の中学年くらいでも必要です。うがいができないうちは歯磨きの後にお水やお茶を飲ませて下さい。


◆キシリトールの利用

キシリトールは、多くの果実や野菜の中に天然で含まれる自然の甘味料です。キシリトールは口の中の虫歯菌に代謝されないため、菌は酸を作ることができないので、虫歯の原因になりません。むし歯の原因となるプラークをつきにくくし、歯の再石灰化を促します。さらにキシリトールは、むし歯の大きな原因とされる原因菌の活動を弱める働きを持っています。

むし歯予防のためには、キシリトール100%配合のガムを、一日3回、1粒を毎食後に噛み、さらに歯磨き前に噛むと効果的です。歯垢を落としやすくするには歯磨き前が、歯質を強化するなら歯磨き後が効果があるからです。

一度にたくさん摂るより、一日に何度かに分けて摂るほうが効果があります。キシリトール入りの歯磨き剤を使用してもいいですね。


◆フッ素の利用

フッ素の使用により、歯のエナメル質がフルオアパタイトという酸に溶けにくい構造に変化します。フッ素入り歯磨き剤などの使用で常に微量のフッ素が口の中にあると、食事などで酸性になった時、歯からカルシウムが溶け出すのを抑制し、再石灰化を促進します。

市販されているフッ素入りの物は、低濃度で用法を守っていれば安全です。1歳から、飲み込んでも心配ないフッ素のスプレーを、歯磨き後に「シュッシュ」と歯に吹き着けたり、吐き出しができる3〜4歳からは、フッ素入り歯磨き剤を毎日の歯磨きに使って虫歯予防をしてみて下さい。

高濃度のフッ素は毒性があるので、歯科医師の指示により使用して下さい。歯科医院、保健センターなどで行う、フッ素塗布も効果があります。年齢、口の状況により、3ヶ月、6ヶ月ごとに定期的に塗布します。


■キシリトール入りガム 人気ランキング(当社調べ)
キシリトールガムは、正しく使用すれば虫歯菌を退治することもできる優れたガムです。選ぶポイントは、キシリトールが、その製品に使用されている甘味料の50%以上含くまれていることや、キシリトール以外では、ソルビトール・マルチトール・マンニトールのようなキシリトールと同じ作用がある甘味料を使用していることです。必ず裏面の製品情報をチェックして下さい。

1位 ロッテ キシリトールガム (株式会社ロッテ)
特に、【歯科専用】キシリトールガムボトルタイプ90粒がお勧めです。甘味料としてキシリトールを100%使用。う蝕の原因となる酸を作りません。歯科専用だけの優れた特徴もあります。ガム以外の、キシリトール タブレットも好評です。

2位 キシリライトシュガーレスガム (フェノボン社)
キシリトールの本場フィンランドの最大手メーカーであるフェノボン社のガム。キシリトール含有量100%です。

3位 ピュアラ キシリトール100% ガム (株式会社モリムラ)
むし歯予防先進国フィンランド産のキシリトール100%ガムです。ダニスコ社(フィンランド)のキシリトールを使用しています。

4位 ポスカム (江崎グリコ)
水に溶けやすい特許成分「POs-Ca(ポスカ)」と虫歯の原因となる酸を作らない「キシリトール」との組み合わせで口腔内環境をコントロールします。ポスカム142gボトルタイプ(特定保健用食品)がお勧めです。

5位 キシリッシュ (明治製菓)
キシリトール入りのガムとしては、日本初の商品。「キレイな息と歯のために」が商品コンセプトです。

6位 噛むブラッシングガム (ライオン株式会社)
噛み応えと味が長続きし、歯とお口をきれいにする、キシリトール配合のシュガーレスガムです。

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